郵便局の窓口には独特の時間が流れている。

懐かしい生産性がそのまま流れているが一つ一つが丁寧で悪いわけではない。
ただし、いつも音速のサービスの中で暮らしている私にはいささかもどかしい。

 

窓口と利用者が一対一で一つずつ進んでいく。
なんだか似合わない窓口の受付機の数字はなかなか進まない。

カウンター越しに窓口と利用者の対話は大きめでゆっくりと進む。
年末ともなると年賀状が所狭しと並べられお知らせ用紙は隙間なく貼り巡らされている。

時折会話が途切れ静寂が訪れる。その中で響く固そうなキーボードの音。

 

待っている人のソワソワ感が周囲にも伝わる。

音速のサービスが当たり前になった現代だからこそ目立つ存在でもある。
でも、この郵便局のバックヤードはいろんなシステムにつながり情報は絶え間なく大量に流れている。

外に設置してあるATMはドンドン利用者のリクエストに答えていく。

 

先程から窓口で続いている長いやりとりの結果、最後の最後に不手際があり手続きは振り出しに戻ったらしい。

こりゃ、まだまだかかるな…。