付加価値とは何かの価値に付随する価値のこと

2020.05.16

付随する価値を付加価値と呼ぶ。

要するに価値の上に新しい価値を付加させた価値ということになる。

例えば

 

  1. アイスクリームの上に振りかけるトッピング
  2. お好み焼きに塗りたくるマヨネーズ(今では当たり前)
  3. 食事の後のデザートとドリンク

 

と、ベタなことを書いてみたが現代の付加価値はもっと不可解な価値になっている。

 

  1. ベーシックコンテンツを凌ぐサービス
  2. サービスだけが切り出されたサービス
  3. 何がコンテンツかわからないサービス

 

複雑に入り組んだ商品とサービスは相互関係の中で互いに成長してきた。

 

  1. 居心地の良い
  2. フレンドリー
  3. 清潔感

 

というコンテンツの環境的なことから

 

  1. 仕様
  2. 適応性
  3. 拡張性

 

など、固定したコンテンツの指向性や対応性に影響するものなど様々である。

さらにこれらと「差別化」なるキーワードも交えて考えていくとどんどん複雑になってくる。

 

さて、今身近な話題として新型コロナウイルス に対する衛生対策として、アルコール、電解次亜塩素酸水、混合式次亜塩素酸水などの除菌水が存在しそれぞれにエビデンスは存在する。

しかしながらいまだにどれが最適かは公的機関からは示されない。

なので民間企業が断片的な情報を並べて発信している。

この場合はその情報発信者が付加価値的存在となる。

ついで、その表現方法とか見せ方は差別化に発展する。

 

これまでは、このような活動を戦略的に思考し実行することで各事業者はその領域や市場の獲得に勤しんだ。

しかしながら今回のコロナの影響でそれらの様式が少し変化しそうな気配がする。

それは、そのテンプレート化され大きな差を出すことができないでいるものが現れることによりはっきりしてくる。

もしくはその存在自体が覆されそうな事例も出始めている。

 

ただし、付加価値を探求し創作する活動は変わらない。

変わるのは付加価値の提供方法とか作り方である。

なので、今回が転換期となるのである。

 

 

 

そして気付くのである。

自分たちのサービスは成長したけどコンテンツが疲弊しているので対応が難しくなっていることの辻褄を。。。

市場を作り出す際に必要である付加価値。

市場飽和したときに動き出す差別化。

シュリンクしたときに動き出す・・・。

 

付加価値は価値に統合されつつある。

その価値を事業者がコントロールできなければその事業をコントロールすることは難しい。

 

 

今まで散々、対面型会議で全てを決定し管理してきた。

ただし、今はWeb会議で会議を進めている。

そしてこれまでと大きく変化しない会議と管理。

 

 

しばらくの間、それぞれのアプリケーションの付加価値はこれまでの会議との優位性とか機能性である。

しかし、この後、このコンテンツはいろんなサービスを拡張し新しいプロダクトかコンテンツに変化していく。

それは代替え品でなくコンテンツそのものになる。

 

それを付加価値と呼ぶ時が来るのだろうか?