ビジネスのデザイン

2018.09.26

最近はインターネットによりいろんなものが繋がり始めている。それをIoTと呼ぶらしい。その概念はこれまでになかったサービスや仕組みを大きく変化させている。

※IoTとは「Internet of Things」の略で、モノのインターネットと呼ばれるように、これまではインターネットに接続されていなかったモノが接続されることを意味する。

 

さて、そういったいろんなシステムの進化により新しいビジネスを設計するときにはその「生産性」と「連動性」をうまく盛り込んでおかないといけない。それらを曖昧な形で設計するとその組織までが彼ら自身の強みを発揮できない未来を作ってしまう。

 

ビジネスのデザインとはそれら企画の設計を意味する。「売上と利益」というビジネスの想定される結果にばかりフォーカスされるが実はこの部分がビジネスの結果のエビデンスとなる。

さらにそのビジネスに「特殊な技法」や「独自性」があれば「ポテンシャル(可能性)」を加点される。

 

中国ではクレーンゲームはスマホでQRコード決済することがスタンダードになっている。それは大きな運営上の変革をもたらしている。

まず、「集金業務」がなくなった。その結果ぎょうぎょうしい金庫や事務所さらには「銀行納金」がなくなる。当然、「現金実査」もなくなるので事務工数も大きく激減する。結果としてゲームとは関係がなかった「現金管理」という作業が一気に解消され労働生産性も高くなった。(ここに記載していることが中国で起きていることを日本から見た場合の観察結果である)

また、それと同時に「決済→スマホ→SNS」が連動することでこれらのステップが一つのサービスとなってしまった。

これまでSNSはゲームに対する販促行為であり、外の存在(オプション)だったがすでに「クレーンゲームの一部」に進化することでクレーンゲーム自体の遊びも変化してくる。

IP、ITといろんなものが連動し新しいサービスが生まれてくる。

現在、そういった新しい企画を進めている。