「新型コロナウイルス 」の出現により
「人対人の物理的距離の再定義」が見直されている。
これは、日本古来より存在する「接客」という所作に大きな影響をもたらすこととなる。
すでに、スマホやコンシュマーゲームはそのユーザー同士の物理的距離を再定義した。
なので、そこに必要となるサービスのあり方も再定義され新しいものとして提供されている。
しかしながら、店舗における業務はこの部分が旧態の形式で温存されている。
さて、ヘッダーの画像は私が昔所属していたというか「唯一のサラリーマン時代」の社長が記述した1冊の本である。
これからますます
四次元ゲーム産業
が面白い
という、1冊の著書である。
(著者:株式会社シグマ代表取締役 真鍋 勝紀)1998年
この中に「アンドロイドがサービスするレジャー空間(P.213)」という下りが出てくる。
「ようこそいらっしゃいました。私はアルファーです。お客様は今日はどのような遊びをお望みですか?ご案内いたします。」(本:四次元ゲーム産業 著者:真鍋 勝紀より引用)
当時、この下りを読んだ人がどんな思いを馳せたかはわからないが、今日この下りを読めばこれをやってこなかった、もしくは開発を止めた者の心をえぐるものであろう。
「人対人の物理的距離の再定義」は、テクノロジーの発展により大きく変革して来た。
SNSに代表されるTwitter ・Instagram ・Facebookは、その代表格である。
そこから多岐に渡るサービスへLINKしてその中にゲームも存在する。
オフラインの店舗運営は
接客
という言葉を狭い域で捉えているかもしれない。
それは、「人対人の物理的距離が密な所作」を接客とよんでいるかもしれない。
でも、それは少し違って来た。
Heart to Heartとかいう、心の繋がりみたいな綺麗な話とも違う。
Stay Home おうちで過ごそう。
って、キーワードに対して無力感を覚えるなら次に備えよう。
街角に「一人カラオケ」を一定の距離で設置してSocial distanceの範囲の中で楽しむ企画
街角に「音ゲーを一人で楽しむBOX」を一定の距離で設置してSocial distanceの範囲の中で楽しむ企画
自宅へそのサービスをお届けする企画
オンラインクレーンゲーム
隣の国で起きているムーブメントはこれを示唆しているかもしれない。
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無人
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顧客同士の距離を作る
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でも、みんなで楽しい
そんな企画をオリンピック前に準備しなければならない。
インバウンドとかいってる場合じゃないかも。。。
って、考え出した私はまた「嫌われる企画」を持って日々彷徨うこととなる。
PS:この本をお持ちの方は、本の裏表紙を見ていただきたい。
そこに印刷されている店内画像
これは、私が下記の会社に所属していたときに私が担当した店舗の機器配置でありゾーニングです。
当時、営業部で活動していた私の作品として自負できる店舗でした。